自動運転車、ピッツバーグに登場

1年半前、Uber は アドバンスド・テクノロジー・センター (ATC) をピッツバーグに立ち上げました。自動運転車版 Uber を現実のものとするのは ATC の使命であると思っています。本日、世界で初めて自動運転車版 Uber がスチール・シティ(ピッツバーグ)の路上を走行することを発表します。

まずはピッツバーグのお客様を未来体験にご招待します。もし自動運転車版 Uber に配車がかった場合、運転がスムーズに行くようにセーフティドライバーが同乗しお迎えにあがります。それ以外の方には普通のuberX をご利用いただきます。

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このパイロットプログラムは大きな一歩です。このようなテクノロジーにとって、現実社会での検証が成功の鍵を握っています。また、未来の都市において、個人の自動車保有への代替案を提示することは同じく重要なことでもあります。

もちろん、未来がどのようになるかなんて誰にもわかりません。しかし、自動運転による Uber というものが、年間 1,300 万件にも及ぶ交通事故数の低減や、現在都市の面積の 20% にも及ぶ 10 億台以上分駐車スペースの解放、年間 1 兆時間もの無駄に繋がっている渋滞の緩和など、我々が目指す社会課題の改善方法としてとてつもないポテンシャルを秘めていると信じています。

このテクノロジーに対して、多くのドライバーの方々から質問が出ているのも知っています。ただ、まだ技術としては初期段階です。自動運転による Uber は、例えば悪天候時など人間による介在が必要になることがあるため、前の座席にセーフティドライバーが座ります。これらの技術的な問題が解決されたとしても、ライドシェアは、人間のドライバーと自動運転車版 Uber が提供するサービスの組み合わせになるでしょう。自動運転のソフトウェアにも限界があるということと質の高い交通に対する需要が急激に上がってしまっており、人間によってのみその要求に見合うサービスが提供できるからです。

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テクノロジーは新しい事業機会を創出します。最初に ATM を設立した時には、銀行の窓口がなくなるのではないかと言われたりもしましたが、実際には ATM は地元の銀行のコスト削減に貢献し、結果的に多くの支店が開き更なる雇用につながりました。自動運転車版 Uber は 24時間走行する予定で、現在の車よりさらにメンテナンスが必要になります。

この次に何ができるか、考えるだけでとてもワクワクします。しかし、それにはライドシェアのネットワークと、自動運転のソフトウェアとハードウェアを融合させないと始まりません。Uber の ATC による成果と Otto の買収を掛け合わせることで、世界最強の自動運転のエンジニアリング集団の一つが誕生し、その上、何百という都市で培ったライドシェアやデリバリーのネットワークおよび経験を併せ持つことになります。また、さらにドライバーの皆さまや車両メーカーの Volvo 社とのパートナーシップが加わることで、未来につながる世界有数ののカスタマーエクスペリエンスを提供していきます。

アンソニー・レヴァンドウスキー
Otto 創設者 兼 Uber セルフドライビングテクノロジー VP

トラビス・カラニック
Uber CEO & 創設者